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社会保険労務士/和田 栄
社会保険労務士/和田 栄
つくば市で社会保険労務士という人事コンサルタントをしています。             労使トラブルの防止のため日夜がんばってます!       【業務内容】                         ①就業規則の作成                          ②人事賃金制度の構築                        ③労使トラブルの予防・解決                                                                           和田経営労務研究所                         つくば市東新井28-4                         TEL 029-850-0277                           FAX 029-850-0278              http://www.jinsouken.jp/                      s-wada@jinsouken.jp            【著書】                ①ちょっと待った!! 社長!              その就業規則 今のままでは紙切れ同然です!!                              ②ちょっと待った!! 社長!              御社の人件費 もう見て見ぬふりはできません!!           ③ちょっと待った!! 社長!            その残業代 払う必要はありません!!
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2012年04月09日

休憩時間の繰上げ、繰下げは?

休憩時間の繰上げ、繰下げは?


【質問】

始業午前9時、終業午後6時、休憩は正午から午後1時までの1時間となっています。

「昼休みを30分にして、終業時刻を5時30分にしてほしい」という要望があります。

このように休憩時間を短縮し、終業時刻を繰り上げることはできるのでしょうか。



【回答】

実労働時間が6時間を超え8時間までの場合には、
労働時間の途中に最低45分間の休憩を与えなければなりません。

1時間の昼休みを30分に短縮して、その分だけ終業時間を繰り上げるということですが、
これをすると労働時間は変わらなくても休憩時間は最低ラインを下回ってしまいます。

終業時間後の30分を休憩時間と考えれば合計1時間になりますが、
休憩時間は労働時間の途中に与えなければならないので、
終業時間後を休憩時間とするわけにはいきません。

ですので、いくら社員からの要望とはいえ、違法なのでしてはいけません。




◆和田経営労務研究所ウェブサイト◆http://www.jinsouken.jp/


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Posted by 社会保険労務士/和田 栄 at 09:00│Comments(0)休憩
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